魂の午前6時十分前

夜明けというにはまだ早い、
鳥たちが目覚め、新聞配達人がペダルにその足をかける、
まさに世界が始まろうとするその瞬間のことを
魂の午前4時と言った作家がいた


その時間にはすべてのものがくっきりと目にうつり、
10年先まで予見できるのではないかと思うほどの、
明晰な思考が自然と溢れてくる


ただ、その瞬間だけ。




きっとそういう時だったんでしょーね
もうあと30分しかない!とりあえず今日炊く分の米を研ぐだけして、当番きたら謝って帰ろう
なんて後味の悪い幕切れなんだ!そう思って


ボタン一度にたくさんブァーッて押したら
夢にまで見たリセットが稼働した


それはもう一人で踊ったよね
お米の神様は僕を見放さなかった



排米処理を選択し、
中心の撹拌棒がストン!と落ちたと同時に電源を切り
何回押し付けてもはまらなかった排米弁を
カチッッッッ!
と閉めた時のあの快感
プライスレス


↑ブァーッて処理後の水が出るところ



そんな感じ
すいませんね朝からマジどうでもよくて



帰る時に当番と会って、やっと直りましたよ、て話したら
ホールの21歳とさっきまでヤってきちまったよ!
て興奮してた


あの子か・・・
オレだけに優しいと思っていたのは
またオレの勘違いだったか・・・

びみょーな気持ちの午前六時半



そんな感じ
すいませんね





とにかく終わった
さあ仕事するか




バイバイ合宿
マジさいあくだったぜ!
結局デズニーのデの字もなかった