有給あざっす
奥さんの家族に会う日
6時半起きして中央道爆走3時間
昨夜の焼鳥屋が忙しく退屈すぎて肩が痛い
まずはお義母さんをピックアップ
キャッチャーのように安定感のある奥さんの母親とは
とても思えないほどに小柄で痩せており、
でもこの日最後、我々と3人でイオンで買い物していた時
片手でカゴを持ちその場の誰よりも早く歩きサッササッサと商品を集めていく様子は
オレが知るどの母親よりも強い生命力を感じた
生活に並々ではない集中を払っている、人生の先輩であった
この日のメインはお義母さんと、お義姉さん家族と我々6人での会食
寿司屋を奥さんの携帯から予約した
もともとはほうとう屋を予定したのだが、本店であるそこの電話対応が非常にまずく
(予約の電話の途中でいま忙しいから後でこっちからかけると言われた、結局こっちからかけ直したらそもそも土日は予約取ってないと言われ、じゃあ最初から言えと)
すっかり予約恐怖症になってしまった気の毒な彼女の代わりにオレが予約したのだった
個室のある寿司屋をあえてチョイス
どこでマスクを取るのか、みんな探り探り
感染してないことが見えていたとしたら、非常に滑稽なモニタリング
奥さんはトイレに行くとか言って、その隙に6人分の支払い24000円をビッシと済ませていた
お義姉さんの息子にも、就職祝いやら卒業祝いもろもろをまとめた祝い金、30000円をビッシと渡していた
会話も全員が話せるように気を配り、タイムキープをし、
これが最後の面会となっても後悔のないように、という真剣さをもっていて
立派だ、と思う
お義姉さん夫婦の、言葉をうまく続けられない息子の、時間を必要とする職場体験談に
全員がじっと耳を傾け、つまづいた時はお義姉さんがそっと合いの手を入れ
彼が最後まで語るための時間を全員で確保した
彼は話したい時は、片手を挙げた
食事中でマスクをしていないので、ずっと恥ずかしそうに口を隠していた
マフィンが有名なパン屋で身につけたスキルをすべて披露しようとしていた
苦手な接客専門のポジションにみずから志願したという
もうすぐ彼は、そこを出なければならないらしい
いわば今は職業訓練の期間であるかららしいが
なぜなのかと思う
ずっと働かせてやれよ
大手で働くお義姉さんの旦那さんからお祝いの金と菓子折りをいただく
旦那さんのお母さんからもいただき、結局私が出した分よりもらっちゃった、て奥さんは言う
すいません、あざっす!
そしてお義母さんとイオンで3人での買い物後、お義姉さん家族のために買ったお土産を渡し忘れたことに気づき
降ろした母親に彼女分とまとめて渡し別れる
という
お義母さんからもイオンでお土産をいただいた
昆布茶、バームクーヘン、突如話題沸騰中の澤田屋のくろ丸など
らんま、ねえらんま。
て、帰りの車でオレを呼ぶ奥さんを見て
彼女が本当に心を開けるのは、いったい誰なんだろうと思う
ひょっとしたらアイドルだけなんじゃないか
まあそこまで言ったらオレもそうか
本当に心を開けるのはxvideoだけかもしれない
最近見てないけど
一息つくために
桜と武将の家族の墓で有名な寺に行き団子を食う
7時過ぎ、暗くなって家に着いて
コンビニで買った吉田うどんを爆食して早めに床につく
思いつきでメカニンを奥さんにやらせたら上手くできなさ過ぎて、彼女はふてくされて寝た
おわり