indeedで応募した3件から一斉に返事が来て、奥様の分も合わせて2人分、履歴書を送ることになった
前々からの予定通り、マンションの管理人か、社員寮の管理人
女子大の学生寮という案件に応募した時は妄想で何も手がつけられなかったが、それは瞬時に断られた
奥さんを工場に送って
洗濯したり皿を洗ったりシャワー浴びたり床を磨いたり歯を磨いたり
ボットンが限界なので外にうんこしに出たりお金を下ろしてみたりオナってみたり
ゆっくりコーヒー飲んだり
13時頃、ついにあきらめてキッチンの机に履歴書を広げる
やるしかないことだが、オレにとって履歴書を書く作業ほど憂鬱なことはない
かつて従事した仕事をひとつひとつ思い出していくというのは
手書きで送るのが2件、PDFで送るのが1件
パソコンで雛形に入力するところまで行きたかったけど、一文字一文字丁寧に下書きしていたら奥さんを迎えに行く時間になってしまった
テンションだだ下がりでうつむきながら鮭を焼いて
長芋をすって晩飯をとった
食費を抑え粗食が続いて、我々は鬼の勢いで食べた
奥さんに一日憂鬱だったよ、と報告した
でもよく進めたよ、て妻はオレを励まし、
最近また手首と肘が痛む、て報告を返した
4t持ち上げ妻も限界が近い
彼女には事務職の筋肉しか備わっていなかったのだから
弁当屋でうつむきながら働き、帰ると
風呂上がりのいい匂いをさせた奥さんがPDFの分をほとんど仕上げてくれていた
ありがとう、て何度も言った
彼女の事務職エリートと呼ぶべき経歴を眺めてだんだんみじめになってきたオレに
彼女はパジャマの裾をたくし上げておっぱいを2つ見せつけた
素晴らしい世界が一瞬で戻ってきた
ぐっすり寝た