ひとりで行く書道博物館

鶯谷
ラブホテルやアジアンデリヘル嬢たちに囲まれた中にひっそりとあった
警察がうろちょろしてて、お決まりでチャリを調べられた
まだ登録が完了してなくて、
そう言ったのになかなか信じてもらえなかった



本館と記念館が並んでて、今日は記念館の
呉昌碩(ごしょうせき)企画展のほうを見る
三回来れば一回無料と言うので、あわてずじっくり見た



って別に見方を知ってるわけじゃなくて
銭湯にいつもポスターが貼ってあるので三年前から気にはなってた
とめはねっ!の影響もなくはない
ただ月曜日定休なのでなかなか行けない



こっちの字の縦線を右に寄せたから
こっちの字の縦線は左に寄せてバランスをとってる、とか
伸びやかな曲線とか潤いのある墨の流れとかを鑑賞するものらしいけど
よくわからないので
字を目でなぞって、書いたときのスピード、筆圧を想像した
そうするとたいへん穏やかな気持ちになれるのであります


でもそうしてるうちに眠ーくなって
ガラスケースに顔面ぶつけるところだった



すいてるしシンプルだし
結構良かった
たぶんまた行く
帰りにデリ嬢たちを眺めて目を休めることができるのも良い
なぜかたくましい胸の人が多い


つーかこいつ
燦然と、は出ないくせに呉昌碩は一発で出るのな
有名なんでしょうか


書道博物館の生みの親、中村不折
長野の銘酒、真澄のラベルとか
新宿中村屋の看板の字を書いた人らしい
へぇ
中村不折も一発で出た
なんかむかつく