ザ・レジェンド・オブ・けんち

ゼルダの伝説?なにが伝説だよ35だろらんまー
て、まず言われた


娘と息子をバスケスターにすることが生き甲斐というけんちはうんこをしていた
介護福祉士を目指して福祉の仕事をがんばっている
指は痛いが保険を1千万くらいもらって生活は落ち着いた


退屈を確かめ合いつつ尻を拭き合いつつ



オレはとうとう6時間ゲームをやり続けた
ゲームのことを考えると眼球の中がこわばる
必死こいて進めたが奥さんの四分の一も近づいていない


身体を傷めないようにいろんな体勢でやったのも気疲れした
やはりゲーマー筋というものはどこかにある




家にいてはゲームから離れられないと
奥さんが生き甲斐の腑抜けらんまは
徒歩5分の職場まで迎えに行って
車で携帯見て待った


奥さんが乗り込んでから
オレの仕事の研修を兼ねて近所のジビエ定食屋に行き
死ぬほど食う



帰ってから
ゲームの続きを見たいと言うのでやってると
なんでかわからないけど悲しい…
て泣き出した
生理1週間前のいつものことだと慰める


確かにめんどくさい
けんちには無理だろう
オレだって相当鍛えられた
菩薩度MAX・乱馬菩薩



慰めてたら満足そうに奥さんは寝て
オレは半月以上塩漬けにしておいたハイスコアガール6巻を読む
やっぱ最高だ
優しい世界に泣きつつ、奥さんが腕をかきむしるのを介抱しつつ読む


なんかいろいろあってだいぶ書き直しさせられたらしく
表紙も、オレが好きなデザインだったのに!
て思ったら裏側が元のデザインで少し泣いた



奥さんのケータイ借りてこっそり送る


主人公がいつもなぜかけんちとかぶ




1日目はそんな感じでおしまい