昨日の窯元との対話
師弟関係とはこういうものだ、という本を読んだけん、読んでみそ
と言われ、居酒屋で内田樹の論説を読む
たしか張良という人の話
兵法を教えてくれ、と有名な師のもとへ行く張良
師はじゃあついてこい、と
一緒に歩いてると師の靴が片っぽ脱げる
おお張良、履かせてくれんか
しぶしぶ張良は履かせてあげる
また歩いてると今度は両方の靴が脱げたまま歩き出す師
おお、履かせてくれんか
一体これは・・・と張良が靴を拾い上げようとした時、
張良はたちどころに兵法というものを悟った、
て話
張良が悟ったのは兵法を教わろうとする姿勢、兵法とは何かを考える姿勢であり
ムダと思われる仕事も修行のうちと言われるのは
つまりそういう事である、と内田氏は解説する
ナルホド
それを読んで松本時代の酒井さんを思い出した
じゃ、お先って言って
帰るのを見てると途中でわざと靴を両方脱いで
裸足で歩いて行く
なにやってるんだろうとじっと見てたら
拾いに来いよ!て怒られた思い出