マリファナについての本を読む(相当長い)


けんちがマリファナ吸いたくてたまらない、というので渋々調べました
どっちかといえば、アルコールの方がマリファナよりも危険だ、という本


アメリカでも日本でも、昔から大麻は栽培されていて
葉とか、雄株の花冠とかいうところに麻酔成分が含まれてるらしいんだけど
それよりは縄とか布とか(ヘンプ)のために使われていた



アメリカでは1910年くらいに
その花冠を生で吸う習慣のあったメキシコ人への差別意識から、
マリファナが一気に禁止されるようになった
どのくらいのキキメがあるのかはくわしく検証されなかった



60年代になってから学生らが反政府運動として
象徴的にマリファナ吸うようになって
その頃から政府がようやくちゃんとキキメを調べはじめたんだけど
結果、大して害にはならないことがわかった


けれどその時のニクソン大統領は認めなくて
俺は戦う、とか言ってますます規制を厳しくした


医療用大麻というのがあって
大麻の効果が必要な人にはマリファナの吸引は合法
とする州は今ではいくつかある


去年の9月には
医療用大麻が合法なカリフォルニア州
シュワルツェネッガー知事が
大麻の所持に関しては100ドル以下の罰金のみを課し
もう犯罪ですらない、という新法案に署名した


シュワちゃんブラッド・ピット
マリファナ吸ってました!ということを公言している
ビートルズマリファナ安全、という運動をやったというのもレコードに書いてある



犯罪だけど、若い時にはまあ吸うよね、
というのが今のアメリカでの一般的な認識らしい



日本では終戦直後に
GHQのお達しでマリファナは禁止された


法律というより、変わったのは
日本人の大麻に対する考え方であって
戦争前はどこにでも生えてた麻だけど
今では一般的に、覚醒剤マリファナも同格に思われている


そりゃそうだよねやったことないんだから
だから少量ずつ、保健体育の時間にみんなでやればいいんだって
というのがオレの意見


でもさすがにこの本でも
子供はやめた方がいいかもしれない、とは書いてある


そもそもクスリごときに脳みそを左右されるのがキライで
親指の靭帯切って西岡病院に入院した時
いきなり全身麻酔するね、とか言われて
そんなの聞いてねえよ!て猛反対したら
看護士に申し訳ありません、て深々と謝られた思い出


結局やったけど



人口比率でみるとこっそりやってるアメリカ人の方が
マリファナOKのオランダよりも使用者は多いらしい
大麻草の原産地であるインド地方では使用は厳しく禁止されている


しかし2004年、サッカーのイギリス対フランス戦がポルトガルで行われた時
現地の警察はフーリガンたちがマリファナを吸っても何もしません、という発表を行い
結果アルコールによる乱闘のみでおさまった
という報告もある




煙草をこれほど毛嫌いしてる今の日本で
マリファナ安全!と言っても誰も聞かないだろうけど
アメリカで合法になったら
日本では違法とかそれ以前に、もう止められないだろう


畳の上で栽培して捕まった大学生が
俺たちはなんだったんだよ!って言うのも
そう遠くないと思うよたぶん
大麻の所持、栽培の摘発は警察の点数稼ぎだってサイゾーも書いてるし



まあオレは関係ないけど
こんなにマリファナマリファナ書いちゃって大丈夫なのかとビクビクしています
このブログは心ならずもオナエッグのブログであって、マリファナのブログではありません


ちなみに麻薬の麻、て字は、もともと痲、て字で
便宜上簡単な方にしただけで
大麻とは関係ないらしいよ


日本の場合この字も、けっこう影響してる気がする
知らんけど