マジどうでもいいことをこまかく記録する64の記録

洗濯機は三台
乾燥機は二台ある


洗濯機動かしたとき乾燥機は二台とも使用中で
洗濯物入れる袋が乾燥機ドアーのとってに二つともかかってた
何度かみたことのある、でかいふくろだった



一台の洗濯機の前でおじいさんが
蓋開けて中をずっと見てた
一台の洗濯機は僕が使って
もう一台は蓋がしまってたけど動いてなかった



スピリッツ40分くらいかけて読んで戻ってみたら
さっきのおじいさんが外の椅子に座ってて
乾燥機は二台とも使われてた
でかいふくろはもうなかった



一台は多分おじいさんで
もう一台は乾燥機だけ使いにきた人がいたんだろう
残り時間に差がありすぎるので
両方ともおじいさんではないな、
と思った


もうちょっと早くきてればな、と思った



乾燥機の残り時間は
布団が入ってるほうが13分、
服が入ってるほうが28分で
布団のほうがおじいさんの洗濯物だったらいいな、と思った


終わればすぐおじいさんは持って帰って、
僕が一緒に待っていればすぐさまその
乾燥機を使えるからだ




おじいさんは乳首がすけて見える白Tに
パジャマみたいなスウェットズボン
に草履


ひざに手を置いてスズメを眺めていた
スズメは二本の足でテクテク歩くのでなくて
ジャンプするようにして進んでいく
チョンチョンて


僕も一緒にそれをながめる



布団のほうの乾燥機があと5分くらいのとき
おじいさん急に立ち上がって
目の前に止まってたチャリの向きを
そっと変えた


コインランドリー向きから180度回転させて、
道路側の向きへ





布団の乾燥機あと2分まできたころ
若奥様風のすっぴんお姉さんが来て
ランドリーの中見て
そのまま入り口に立つ


ふくらんだ手提げバッグをもってて
洗濯しにきたのか
乾燥したのを取りにきたのか


乾燥だけしに来たのならやだな、と思った



さっきから僕はずっと待っていたのであり
しかし入り口で立ち続けているポジショニングから
ランドリーの中に入るのは若奥様が先になってしまう


ちなみに僕は外のベンチにすわってた



もう一台の服が入った乾燥機はまだ15分くらいある


おじいさんはどこかから出してきた巨大な紙袋に
乾いた布団をせっせと詰めているので
通路がふさがって若奥様はまだ中に入れない


ランドリーはせまいのだ



カンソウですか?と
若奥様に聞いてみた



え?という顔をされて
もう一回聞いてみると


いえ、まだ洗濯が残ってるから・・・
と、よくわからない




乾燥機、ボク使ってもいいですか?



ええ!それはもちろん、どうぞ!




で、今乾燥待ち
乾燥はじめて10分くらいして
服が入ってた乾燥機のブザーが鳴り


それとほぼ同時に
真っ黒の巨大なサンバイザーかぶった
旋盤工みたいなオバンが自転車でやってきて
サッと洗濯物回収していなくなった





おわり




今日も蒸し暑いわー