第3分団、訓練ソウホウ、終了します!(裏声)

水だしてびしょ濡れの道を
乳母車押して秒速30センチで歩くばあさん
その横でホースの水抜きをする団員



脇道から黒のレクサスが頭だして通行止め解除を待っている


なんか車きたよ



ああいいのいいの、あれコレだから



頬を指でなぞって、怖い人だからオレが行くと
駆け出す年寄りの団員


帰ってきて、また怒られちゃったよ…なんでこう重なるかなあ…と愚痴る




ちょっと青年、と声をかけられ
消防団興味ある?とまた勧誘


てか
消防団だったのね
本職かと思った



おれも仕事もってんだけど、これみんなボランティアでやってんのよ…どう、こういう組織



組織って…
残念ながら厨房以外で走ったり、大声を出す気はまったくありません
最近腹も自然にへこんだわ…



番号!
1!2!3!4!
の4の人が女の子だった
たぶん同い年くらい
彼女もボランティアだってのか…変わってんな



こっちまでホース持って走ってくるかなと思ってずっと待ってたけど来なくて残念


その代わり道路沿いの建設事務所(自宅兼)から
以前からチェック済みの
キャバ嬢風な社長の娘が出てきて
ご近所同士的な挨拶をはじめて交わした
うれしかったです


結局そんなオチ
あのボウリングのパントマイムは、巻いてあるホースを転がして延ばす練習だった